借地権割合は曖昧

借地をしている権利者は、金銭に換えるとしたら一体幾らになるか、普段考えることはないと思います。
もし借地権を売却してお金を得ようと思われているなら考える価値はあると思います。
借地権は必ず建物と一体ですから、この権利を考えるときは、土地の評価額を知ることです。
それには国税局の路線価図を参考に考え、借地権割合を計算します。
次にその土地の市場価格ですが、およそ1.25倍程度だとお考えください。

上記の結果得られた価格は、実際に売買する価格とかけ離れることはよくある話です。
先ず最初に土地の所有権者に売却の意思を伝えます。
売却が可能であれば、譲渡承諾料を支払うのです。
譲渡承諾料は、借地権価格の10%程度と言われていますが、肝心の借地権割合が決まっていません。
ここで上記で得られた価格を借地権売買の価格と設定し募集をしてもすぐに売れる訳はないのです。
上手く買い手が見つかっても、そこでまた値切られることになります。
買い手に借地権割合を説明しても理解してもらえるはずはありません。
むしろまた値切られる切っ掛けを作ることにもなります。

どうしてもお金が必要な場合は、土地の所有者に売却するのが一番早い方法です。
この場合でも第三者に売却する価格である借地権割合で決めた価格を提示しても直には返事をして頂けないでしょう。
借地権割合はあくまでも税制上の考え方で、市場原理の中では何の役にも立ちません。
焦れば焦るほど販売価格は下がっていくと思います。



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